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渦の道

徳島県鳴門市

帰省の途中に鳴門へ立ち寄りました。
鳴門大橋の橋桁に遊歩道があって、海峡の上を歩くことができます。
450mほど歩いて渦潮の真上に行くのですが、
両サイドはフェンスになっており、強い風が吹き込み、
しかも車が通るたびゆらゆら揺れ、なかなかスリルがあります。
展望室には、床の一部がガラス張りになっていて、
海面から45m、渦潮が生まれて消えていく様子が観察できます。
観潮船がタイミングを測り、渦に近づいてきます。
渦と渦の間を突っ切る船もありました。
ガラスの上に立ち、渦を見ていると吸い込まれそうになります。

渦潮には「見ごろ」があります。
満潮と干潮に発生します。時間を確認してから行きましょう。

 

徳島

2015/08/14

 
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青い悪魔

本薬師寺跡周辺

近鉄畝傍御陵前より徒歩10分。
水田にホテイアオイが一面に広がっています。
朝の気温が高く、日差しの強い日にきれいに咲くそうです。
クラクラするほど暑い中、大勢の人が鑑賞に来られています。

ググってみると見た目の美しさと正反対のイメージでびっくり。
青い悪魔と呼ばれている植物で、
ギネスブックにも世界最悪の水生雑草として記録されているそうです。

>世界の侵略的外来種ワースト100

 

世界の熱帯・亜熱帯域に帰化し、本州中部以南のあちこちで野生化している。
寒さに弱く、冬はほとんど枯れるのだが、一部の株がわずかに生き延びれば、
翌年には再び大繁殖する。繁殖力が強く、肥料分の多い水域では、
あっという間に水面を覆い尽くし、水の流れを滞らせ、水上輸送の妨げとなり、
また漁業にも影響を与えるなど日本のみならず世界中で問題となっていて、
「青い悪魔」と呼ばれ恐れられている。冬季に大量に生じる枯死植物体も、
腐敗して環境に悪影響を与える。さらに、水面を覆い尽くすことから、
在来の水草を競争で排除する事態や水生動物への影響も懸念される。
(Wikipedia)

奈良

2015/08/13

 
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青葉の滝

宇陀市室生区三本松

梅雨開けの発表があった日。
ネットで見つけて、気になっていた滝を観に行ってきました。
三本松駅から徒歩20分くらいにある小さなお寺、青葉寺の奥。
小さな滝ですが、近づくにつれてひんやりしてきます。
左側には不動明王の祠(ほこら)が有り、
その上の岩に仏さまが彫られています。
滝の前には鳥居があったはずなんだけどなくなっていました。
朽ちてしまったのかも。

荘厳さとマイナスイオンで日々の疲れを癒してくれました。

 

古くから業者の修練の場であった青葉寺の奥の、
神秘的な樹林の間から流れ落ちる滝。
源平合戦の際に平清盛が持っていた青葉の笛は、
この藪の竹で作られたと伝えられる。

奈良

2015/07/20